このサイトを創る前、
僕は自分の力量も省みず、とんでもない事を思いついた。
「テキストは書けないし絵も描けないしニュースもロクに集めれない、でもVNIをやろうかにゃ?」
僕はごちゃごちゃに混ぜて『新・VNI』っぽいサイトにしようとした。
「やっぱりパーソナリティーは金髪ツインテール双子■リが良いよね」
僕は適当にそれっぽいのを雇うことにした。
「猫〜!今日も変な事ばっかり書いて〜、成敗〜!!(殴」
「………当局に目を付けられる前に改善を望みます」
薄情な双子でした。
「あははー、更新しない管理猫に意味はあるのでしょうか」
「猫さん、ビシバシ働くがいいのですよ〜」
薄情な双子の薄情な妹達もやってきました。
「おー、今日も更新かー? だるいなー」
助っ人は一番お姉さんなのに役に立ちません。
「にゃはは、それじゃ一緒に寝ようよぅ」
「一人で寝てろ!」
僕の居場所がただ狭くなっただけのような気がしました。
キョトンとする僕を残してお客さん達は無言で立ち去って行く、そんなサイトが出来上がりました。
そして、その寂れたサイトを超大手サイトへと変えるために
僕はバーチャルネットアイドルニュースサイトを営むことになったのだった・・・
「わふわふ、もう少し頑張りましょうですー♪」